【ニュース】かつての美しさはどこへ行った!?F1のイメージを覆す新車に唖然。
F1で今年(2014年)から、新たに変更されたレギュレーションによって開発されたマシンのノーズが、どこのチームのも軒並みカッコ悪いらしく、それがファンの間でも話題になっているようです。
安全性を考慮に入れてデザインしたら、どうしてもカモノハシやアリクイみたいな形になってしまうそうです。
安全を追求していけば、機能美でかっこよくなるというふうにはならないんですね、残念ながら。
逆にもし、スピードだけを考えればいいのなら、デザインのことを無視していても、完成したら美しい形になっていたりして。わからんけど。
F1マシンの安全性に関して、いろいろ制限を守ったら、デザインの美しさが損なわれるという記事を見て、ふと、早押しクイズの問題文のことが思い浮かびました。
クイズの問題文、特に、長文の早押しの問題文は、日本語の文章として美しくないと批判されることがあります。
しかしそれは仕方のないことなのです。
「早押し」の問題文を作る際には、守らなければならない制約がいくつかあります。
解答者をミスリードしてはいけませんし、答えが人名なのか地名なのかなどがなるべく早い段階で分かるようにするほうがいいですし、問題文に盛り込むネタの順序も考えて、そのうえで日本語として最低限破綻しないようにしようとすれば、美文にはなりません。
早押しの問題文に美しさを求める人はカン違いしています。
詩とかを作るのとはまったく別もんなのです。
変な日本語に見える早押しも、見慣れたら様式美が感じられるようになるかもしれませんよ。
クイズは原則として語尾を疑問形(「~?」の形)にしなければいけないので、変な日本語になりやすいというのもあります。
文法を間違えないようにあれこれ整えた結果が、あの独特の問題文なのです。
疑問文ではない穴埋め問題にしたら、美しい文も可能ですが、それでは早押しとして出題するのは無理ですからね。
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