以前、冷凍庫に入れておいた正月のお餅の残りを、凍ったままでオーブンレンジに入れて焼いたことがある。
解凍しなくても、レンジの高熱なら普通に焼けるだろうと思ったからだ。
ところがそうではなかった。
餅の外側は軟らかくなって、焼き色がついているのに、中のほうは焼けていなくて固かったのだ。(「固い」と「堅い」、どっちでもいいのかな?)
で、もう一回焼き直したら、外側の軟らかい部分がさらに軟らかくなって、のせてる網目の下に垂れたり、網にくっついたりで、ちょっとめんどうなことになってしまった。
とまあ、こういう経験をしたので、餅は解凍してから焼こうと決心した。
というわけで、ある日、冷凍の餅を皿に乗せ、電子レンジに入れ、普段はあまり使わない「解凍」にあわせて、時間を約7、8分にセットした。
レンジから餅を取り出してみると、思ったよりフニャフニャになっていた。
オーブンレンジに入れるために皿から取り出そうとしたら、軟らかくて取り出しにくかった。
そこで、ひらめいた。
オーブンレンジに入れなくても、そのままで食べられるんじゃないかと。
で、実際食べてみたら、特に問題はなかった。
強いて欠点を挙げれば、焼いたときに外側にできる皮の香ばしさがないことくらいだった。
電子レンジは「解凍」でも案外高熱であることがわかった。
とはいえ、餅が大きかったり多かったりすると、5分や6分のレンジ解凍では、中央あたりが軟らかくならない。
やっぱり、少し焦げ目があるくらいのほうが美味しいから、解凍してから焼くのが一番かな。
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