クイズ王の部屋

物故者 | 主に2016年6月~7月21日

死去した人物の「まとめ時事」です。

Q.

【3129】今年6月27日に最終回を迎えたTBSラジオの生ワイド番組で、永六輔(※7月7日死去)の生前最後のラジオ番組といえば何?

答:『六輔七転八倒九十分』

【3130】今年7月に93歳で死去した坂本健一が店主を務めていた、大阪市北区の天五中崎通商店街にある古書店の名前は何?
※戦後の闇市から立ち上がり、約70年前に開業。大阪の古書店主で現役最高齢であった。
答:青空書房

【3131】『ディア・ハンター』『天国の門』『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』などの映画で知られるアメリカの映画監督は誰?
答:マイケル・チミノ

【3132】以下の事柄に当てはまる人物を答えよ。

  • 参考書は本屋で立ち読みしただけで暗記したという伝説があり、現役高校生として初めて駿台予備校の全国模試で1位になったと言われる。
  • 蝶の研究が趣味で、評論家の佐高信(さたか・まこと)から「変質者の代名詞のような蝶のコレクター」と中傷された。
  • 友人の友人がアルカイダ」発言で有名。
  • 妻のエミリーは元タレント。(旧名:高見エミリー

答:鳩山邦夫

【3133】メンバーは全員、慶應義塾大学経済学部出身である、トップ・テナーの“パクさん”こと高見澤宏(たかみざわ・ひろむ)、セカンド・テナーの“マンガさん”こと佐々木行(とおる)、バリトンの“ゲタさん”こと喜早哲(きそう・てつ)、バスの“ゾウさん”こと遠山一(はじめ)の4人組男性コーラスグループは何?
※高見澤宏は2011年に死去。今年、3月26日に喜早哲、6月20日に佐々木行が相次いで死去し、遠山一が唯一の存命者になった。
答:ダークダックス

【3134】背が伸びない病気のため身長は約83cmであった、アメリカのNBC制作のテレビドラマ『アルフ』で宇宙人アルフを演じたハンガリー生まれの俳優は誰?
※NHKでも放映され、アルフ役の吹替を所ジョージが務めた。
答:ミッチュ・メサローシュ

【3135】娘のペニーも映画監督・俳優である、代表作に『プリティ・ウーマン』『プリティ・ブライド』『プリティ・プリンセス』などがあるアメリカの映画監督は誰?
※俳優でもあり、『プリティー・リーグ』(娘の監督作品)、『25年目のキス』などに出演。
答:ゲイリー・マーシャル

A.

【3129】『六輔七転八倒九十分』

【3130】青空書房

【3131】マイケル・チミノ

【3132】鳩山邦夫

【3133】ダークダックス

【3134】ミッチュ・メサローシュ

【3135】ゲイリー・マーシャル

▼その他、物故者まとめ

5月18日

【伊藤ユミ】
本名、伊藤月子(つきこ)。双子のデュオ、ザ・ピーナッツのメンバー。双子の姉、伊藤エミ(本名:澤田日出代)は2012年6月15日に死去。

5月23日

【中田武仁(なかた・たけひと)】
「1993年カンボジア総選挙」の選挙監視員として活動中に殺害された中田厚仁(あつひと)の父。国連ボランティア終身名誉大使。
2001年をボランティア国際年とするよう提案し、承認された。

6月3日

【玉城義和(たまき・よしかず)】
元県議会副議長。「沖縄建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」事務局長。

【森岡賢(けん)】
ミュージシャン、音楽プロデューサー、キーボーディスト。バンド「SOFT BALLET」(ソフトバレエ)のメンバーとしてメジャーデビュー。
父は作曲家、編曲家の森岡賢一郎。姉の森岡寿里(じゅり)は現代美術家、弟の森岡慶はギタリスト。

6月5日

【小森昭宏】
香山美子(こうやま・よしこ)が作詞した『げんこつやまのたぬきさん』『おべんとうばこのうた』『いとまきのうた』などの童謡の作曲者。
『ブーフーウー』『勇者ライディーン』などのテレビ番組の音楽を担当。

【マノハル・アイチ[インド]】
体は小さいものの筋骨隆々なことから「ポケットヘラクレス」と呼ばれたボディービルダー。ボディービルのコンテスト「ミスター・ユニバース」で1952年にインド人として初めて優勝。
104歳で死去。

6月6日

【ピーター・シェーファー[英]】
同じく劇作家のアンソニー・シェーファーは双子の兄。
モーツァルトに嫉妬するサリエリを描いた戯曲『アマデウス』は1984年に映画化(脚本を担当)された。

【キンボ・スライス[米]】
本名、ケヴィン・ファーガソン。バハマのナッソー出身。ストリートファイターとして活躍し、総合格闘技でプロデビュー。
「路上の喧嘩師」「最強喧嘩師」「18禁怪物」などの異名で親しまれた。

6月8日

【斉藤発司(はつじ)】
リイド社社長。さいとう・たかをの兄。

【松原正】
評論家、劇作家。1952年早稲田大学第一文学部卒業。学生時代より福田恆存に師事。
早大教授時代の教え子に坪内祐三がいる。
保守派であり、正字体、歴史的仮名遣で文章を書く。
「論壇の人斬り以藏」を自称し、西尾幹二や西部邁ら、同じ保守派への批判も多い。
著書に『戰争は無くならない』『我々だけの自衞隊』『知的怠惰の時代』『人間通になる読書術―賢者の毒を飲め、愚者の蜜を吐け』『夏目漱石〈上卷〉』『夏目漱石〈中卷〉』など。
ミニコミ誌『月曜評論』に連載を持っていたが、「けつねうろん」とのとの論争途中で降りてしまった。 ※「けつねうろん」の正体は加地伸行らしい。余談ですが、私はある時期、『月曜評論』を購読していました。けつねうろんの「えらいことですわ。」で始まる連載コラムは面白かったです。

6月10日

【宇野功芳(こうほう)】
音楽評論家、指揮者。
父は漫談家の牧野周一(本名:宇野主一)。

【クリスティーナ・グリミー[米]】
NBCのオーディション番組『The Voice』(ザ・ボイス)に出演して有名になったシンガーソングライター。YouTuber(ユーチューバー)で、様々なヒット曲のカバーで知られる。
友人に女優・歌手のセレーナ・ゴメスがいる。
フロリダ州オーランドのプラザ・ライブでの、バンド「ビフォー・ユー・エグジット」とのコンサート終了後、サイン会の席上で熱狂的なファンの男によって銃撃され、死去。犯人は銃で自殺。

6月12日

【青木伸樹(のぶむら)】
芸能事務所「芸映」会長。
伴淳三郎のマネジャーとしてキャリアをスタート。1963年、芸映の社長に就任。
西城秀樹、浅田美代子らを発掘し育てた。

6月14日

【白川由美】
本名、二谷安基子(にたに・あきこ)。旧姓、山崎(やまさき)。女優。
昭和31年東宝に入社し、三船敏郎主演の映画『ならず者』で映画デビュー。
松嶋菜々子主演のテレビドラマ『家政婦のミタ』で、晴海家政婦紹介所の所長・晴海明美役を演じた。
夫は二谷英明、長女は二谷友里恵。

【中川梨絵(りえ)】
本名、長谷川栄(はせがわ・さかゆ)。女優。
子役として『お笑い三人組』などに出演。
1967年東宝に入社し、「中川さかゆ」の芸名で成瀬巳喜男監督の『乱れ雲』でデビュー。
1971年日活に入社。『OL日記 牝猫の匂い』で初主演。『恋人たちは濡れた』『(秘)女郎責め地獄』などに出演し、初期の日活ロマンポルノのスターとして活躍。

【灰島(はいじま)かり】
児童文学研究者、翻訳家。資生堂のPR誌『花椿』編集部、コピーライターを経て、児童文学を研究。
訳書に、ポール・ギャリコの『猫語の教科書』、ローズマリー・サトクリフの『ケルトの白馬』、ジョーン・バウアーの『靴を売るシンデレラ』などがある。

【ヘンリー・マカロック】
ポール・マッカートニー&ウイングスのメンバーだったギタリスト。(『マイ・ラブ』『007 死ぬのは奴らだ』などのヒット曲でギターを担当)
ジョー・コッカーのバックバンド「グリース・バンド」で1969年のウッドストック・フェスティバルに出演。

6月15日

【寿志郎(ことぶき・しろう)】
本名、小林廣(ひろし)。イラストレーター。
東京理科大学在学中、バイク事故で首を骨折し頚椎損傷で首下麻痺となった。
口にペンをくわえてパソコンを操作し、女子プロレスを題材としたコナミデジタルエンタテインメントのPS2用ソフト『ランブルローズ』のキャラクターデザインを担当。
2010年、群馬県庁昭和庁舎にて個展を開催。

【ジプシー・ジョー】
本名、ヒルベルト・メレンデス。プエルトリコ出身のプロレスラー。
小柄だが、スチール製の椅子で殴打されても椅子の方が折れ曲がってしまうほどの驚異的な肉体の持ち主であった。
1975年、国際プロレスに初来日。国際プロレス崩壊後の1981年からは全日本プロレスの常連外国人となった。

6月16日

【ジョー・コックス[英]】
労働党所属の女性下院議員。旧姓はリードビーター。
ウェスト・ヨークシャー州リーズ近郊で、「イギリスの欧州連合離脱是非を問う国民投票」を巡る集会の準備中、銃撃され死亡。

【曽根晴美】
俳優、映画プロデューサー。別芸名、曽根将之。「仁義なき戦い」シリーズなどの映画や、テレビドラマで悪役として活躍。
昭和32年、第4期東映ニューフェイスに選ばれた。千葉真一の初主演作であり深作欣二の初監督作である昭和36年の映画『風来坊探偵 赤い谷の惨劇』に準主役の「スペードの鉄」役で出演し、「拳銃コンビ」のキャッチコピーで売り出された。

【米沢隆】
民社党書記長時代、自公民路線を推進し、自民党の小沢一郎幹事長、公明党の市川雄一書記長と連携してPKO法案成立に協力した。3人は細川内閣、羽田内閣で与党の要職に就き、小沢一郎の「一」、市川雄一の「一」、米沢隆の「米」に因んで「ワン・ワン・ライス」と呼ばれた。
民社党最後の委員長。2004年、民主党副代表に就任。
UIゼンセン同盟政治顧問。民社協会最高顧問。

6月18日

【松本雄吉(ゆうきち)】
演出家、「劇団維新派」主宰。
関西弁を生かした「ヂャンヂャン☆オペラ」を確立。

6月19日

【アントン・イェルチン[米]】
俳優。1989年レニングラード(現・サンクトペテルブルク)生まれ。
2009年のJ・J・エイブラムス監督の映画『スター・トレック』でエンタープライズ号の航海士パヴェル・チェコフ役を演じた。
ハンス・カノーザ監督、堀北真希・松山ケンイチ主演の2010年公開の映画『誰かが私にキスをした』に出演した。
ロサンゼルスの自宅前で、自分の車と門に取り付けられた郵便受けの間に挟まれる事故により27歳で死去。

6月20日

【瀬川昌治(まさはる)】
映画監督、脚本家。1960年、『ぽんこつ』で監督デビュー。
渥美清主演の「喜劇列車シリーズ」など数多くの喜劇シリーズを監督した。
『スチュワーデス物語』や『HOTEL』などテレビドラマも監督した。
兄の瀬川昌久は音楽評論家。

【長谷川五郎】
オセロ、ソクラテス、ミラクルファイブなどのボードゲームの考案者。
日本オセロ連盟会長、オセロ名誉十段。

6月22日

【小林まさひろ】
お笑いグループ「ザ・ハンダース」の元メンバーで、「ありがとうの小林君」と呼ばれた。
映画『の・ようなもの』で落語家・志ん肉役を演じた。
ふぐ調理師の免許を取得し、芸能界を引退後、東京都・赤坂でふぐ料理専門店「参虎」を開店。

6月23日

【ラルフ・スタンレー[米]】
歌手、バンジョー奏者。最初期のブルーグラス・ミュージシャンの一人。
1946年、兄のカーター・スタンレーと共に、ブルーグラス・デュオ「スタンレー・ブラザーズ」や、「クリンチ・マウンテン・ボーイズ」を結成。

【マイケル・ハー[米]】
作家。1967年、エスクァイア誌と契約。1977年、ベトナム戦争をテーマにした『ディスパッチズ―ヴェトナム特電』を発表。
映画『フルメタル・ジャケット』(スタンリー・キューブリック監督)、『地獄の黙示録』(フランシス・フォード・コッポラ監督)の脚本担当者の一人。『地獄の黙示録』ではナレーションも務めた。

6月24日

【バーニー・ウォーレル[米]】
Pファンクのバンド「ファンカデリック」「パーラメント」でキーボーディストとして活躍。

6月25日

【藤森昭一】
昭和63年6月から平成8年1月まで宮内庁長官を務め、昭和天皇崩御の報告会見を行い、大喪の礼、今上天皇の即位の礼、大嘗祭などを取り仕切った。
平成8年10月、日本赤十字社社長に就任。

【ビル・カニンガム[米]】
ニューヨークのファッションを撮り続けた写真家。ストリートスナップの先駆者。トレードマークの青い作業着を着て、自転車をこぎながら、さまざまな場所で写真を撮影。
2010年のドキュメンタリー映画『ビル・カニンガム&ニューヨーク』は全米で大ヒットした。

6月26日

【後藤立夫(たつお)】
俳人。俳誌『諷詠』主宰。祖父は同誌の創刊者、後藤夜半(やはん)、父は同誌の名誉主宰、後藤比奈夫(ひなお)。

6月27日

【アルビン・トフラー[米]】
農業革命、産業革命に続く、情報革命の到来を唱えた1980年刊行の著書『第三の波』はベストセラーとなった。他の著書に『未来の衝撃』『パワーシフト 21世紀へと変容する知識と富と暴力』など。
妻のハイジ・トフラーも作家、未来学者。

6月28日

【スコティ・ムーア[米]】
ミュージシャン。エルビス・プレスリーのデビュー当時のギタリストとして『ハートブレイク・ホテル』などでリード・ギターを担当。

6月29日

【許家屯(きょ・かとん / シュイ・チアトゥン)】
元新華社香港支社長。天安門事件で民主化運動に同情的な立場を取り、粛清を避けて渡米。

7月1日

【巴里夫(ともえ・さとお)】
本名、磯島重二(いそじま・しげじ)。漫画家。『5年ひばり組』『赤いリュックサック』。

7月2日

【エリ・ヴィーゼル[米]】
ルーマニア出身の作家。アウシュビッツの強制収容所でのホロコースト体験を元にした代表作『夜』で知られる。1986年ノーベル平和賞受賞。

7月3日

【吉良知彦(きら・ともひこ)】
ロックユニット「ZABADAK」(ザバダック)のメンバー(※ボーカル、ギターなど)。

7月4日

【アッバス・キアロスタミ[イラン]】
1970年、短編『パンと裏通り』で映画監督デビュー。代表作にコケール・トリロジー(ジグザグ道三部作)の『友だちのうちはどこ?』『そして人生はつづく』『オリーブの林をぬけて』『桜桃(おうとう)の味』などがある。

7月9日

【シドニー・シャンバーグ[米]】
ジャーナリスト。1975年のポル・ポト派によるプノンペン陥落に関する報道で、ピューリッツァー賞を受賞。
一緒に行動したカンボジア人、ディス・プランとの関係は、1984年の映画『キリング・フィールド』(監督:ローランド・ジョフィ /脚本:ブルース・ロビンソン)のモデルになった。同映画でシドニー・シャンバーグ役、ディス・プラン役を演じたのは、それぞれサム・ウォーターストン、ハイン・S・ニョール。

7月13日

【ヘクトール・バベンコ】
アルゼンチン生まれでブラジル国籍を取得した映画監督。代表作は『蜘蛛女のキス』『カランジル』など。

7月18日

【藤田祐幸(ゆうこう)】
脱原発を訴えた物理学者。2007年、「全ての原発の風上に行こう」と、神奈川県から長崎県西海市大瀬戸町雪浦(ゆきのうら)に移住。

7月19日

【灘本唯人(なだもと・ただひと)】
本名、灘本整(ただし)。イラストレーター。1964年、横尾忠則、和田誠らと東京イラストレーターズ・クラブを結成。1988年、東京イラストレーターズ・ソサエティの創設に参加し初代会長を務めた。
1993年、イラストレーターとして初めて紫綬褒章を受章。

7月21日

【竹田和平(わへい)】
1952年、名古屋市で竹田製菓(現:竹田本社)を設立。幼児向けの菓子「タマゴボーロ」をヒットさせた。
1986年愛知県犬山市にテーマパーク「お菓子の城」を開設。
経営の第一線から退いた2000年代には株式投資に力を入れ、一時は個人としては日本一の、104社の上場企業の大株主であった。
日本の未来を担う人材育成のため「まろわ講」を主宰。


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