実を言うとクイズ番組を観るのはそんなに好きではありませんが、高校生クイズは一応観ることにしています。
で、今年も観ました。
そうか、3人組から2人組になってたんだ。(去年のことも忘れてる・・・)
今年のは、もろに『アメリカ横断ウルトラクイズ』へのオマージュでしたね。
まあ、元々「高校生クイズ」はウルトラクイズに出場できない高校生のために誕生した番組ですから、“超”原点回帰といったところでしょうか。
これで、チーム戦ではなく個人戦だったら、ウルトラクイズそのもの、かな?
でも、ウルトラクイズのような熱狂的ファンは今回の高校生クイズからは生まれないように思います。
時代が違うのもそうですが、ウルトラクイズは何週にも渡って放送されていたからこそ、多くのマニアを生んだのではないでしょうか。勿論それだけが理由ではありませんが。
さて、今回の高校生クイズ。よく覚えていないのですが、ナレーションで「知識量ナンバーワンのチームがこの後、ついに決まる!」みたいな内容のことを言っていたのが少し気になりました。
確かに勝ち進んだチームはすごくハイレベルでしたが、敗退組の中にも、同等か、あるいはそれ以上の実力を持つチームがあった可能性は十分あります。
最強のチームが泥んこクイズ(泥というより茶色い水でしたね)1問で即敗退ということもいくらでもあり得ます。
もし決勝に進出していれば、スタジオパートにいるタレントたちを驚嘆せしめるパフォーマンスを見せられたにちがいない強豪チームが、敗者の中にもたくさん存在するのです。
1問や2問で実力を測ってはいけません。
アンモニアの構成元素を間違えた人だって、他のことなら沢山知っているのです。
それはそうと、決勝の「レントゲニウム」の押す早さはすごかったですね。
「原子番号1番」までしか読まれてなかったんでしたっけ?
ネット上のどこかで、八百長だと疑っている書き込みがありましたが、早押し能力に長けた人なら、研ぎ澄ました感覚であれくらいの押しをすることはありますよ。
《余談》
決勝の舞台がニューヨークなのに、放送日が、よりによって9月11日。
キューテンイチイチ(9.11)、アメリカ同時多発テロ事件があった日ですやん。
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