Q.
【4915】2人の直木賞受賞者、葉室麟、東山彰良と同じく西南学院大学[本部:福岡市]を卒業している、北海道小樽市出身で、塾講師などのアルバイトをしながら小説を執筆している岩手県盛岡市在住の38歳の男性で、東日本大震災をきっかけに釣り仲間の意外な一面が明らかになるといった内容の、第122回文學界新人賞受賞作でもある小説家デビュー作「影裏」(えいり)で第157回芥川龍之介賞を受賞したのは誰?
【4916】本名は佐藤謙隆(かねたか)。1955年長崎県佐世保市に生まれ、北海道大学文学部国文科を中退後、1983年に長編小説『永遠の1/2』(えいえんのにぶんのいち)ですばる文学賞を受賞してデビューした小説家で、その他の代表作に『リボルバー』『個人教授』『彼女について知ることのすべて』『取り扱い注意』『Y』『ジャンプ』『身の上話』『鳩の撃退法』などがあり、2017年、『月の満ち欠け』で第157回直木三十五賞を受賞したのは誰?
▼候補者・候補作 一覧
第157回芥川賞 候補
今村夏子 「星の子」 [「小説トリッパー」春号]
温又柔(おん・ゆうじゅう) 「真ん中の子どもたち」 [「すばる」4月号]
沼田真佑(しんすけ) ※受賞 「影裏(えいり)」 [「文學界」5月号]
古川真人(まこと) 「四時過ぎの船」 [「新潮」6月号]
第157回直木賞 候補
木下昌輝(まさき) 『敵の名は、宮本武蔵』 [KADOKAWA]
佐藤巖太郎(がんたろう) 『会津執権の栄誉』 [文藝春秋]
佐藤正午(しょうご) ※受賞 『月の満ち欠け』 [岩波書店]
宮内悠介 『あとは野となれ大和撫子』 [KADOKAWA]
柚木麻子(ゆずき・あさこ) 『BUTTER』 [新潮社]
A.
【4915】沼田真佑(しんすけ)
【4916】佐藤正午(しょうご)
※ペンネームの「正午」は、アマチュア時代に佐世保市内の消防署が正午の時報代わりに鳴らすサ イレンの音を聞いて、小説執筆に取りかかるのが習慣だったことから思いついたという。
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