2月6日にテレビ朝日系で放送された「世界が驚いた日本!スゴ~イデスネ!!視察団 2時間スペシャル」についてのニュース記事がありました。
視察に来た、フィンランドの小学校の校長が、日本での学校行事に驚き、がっかりしたという内容です。
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小学校のマラソン大会でなぜ順位をつける? 海外の校長が異議唱える
記事によりますと、順位といっても、「1位から数名まで賞状を用意」なんですね。
ビリまで全員順位を付けるわけではないから、そんな驚くことではありませんね。
昔の日本の学校では、中間期末テストの得点の順位を1位から最下位まで実名で貼りだしていたって、聞いたことあります。
それと比べたらましですね。
順位付け云々以前に、学校の行事で問題なのは、全員強制参加なことです。
運動会なんか、嫌で嫌でしょうがないという子供が、潜在的に山ほどいますよ。
運動会や遠足は参加・不参加自由にすればいいのにね。
フィンランドの校長は
運動はそもそも良いことなのに、子どもたちを競わせることで運動が得意じゃない子はビリという烙印が押されてしまう
と言っていますが、競わせる、競わせない以前に、不参加もアリにすべきでしょう。
マラソン大会だと、順位付けしなくても、ビリの子供は自分がビリだと分かりますからね。芸術等の優劣とはわけが違います。
《余談》
クイズは、競技という側面が強く、早くボタンを押した人、たくさん答えた人がエラいみたいになっていますが、趣味の一つと考えれば、競わずに、「ゆる~く、誰かの問いにテキトーに誰かが答えて、わーい」というのもアリかもしれませんね。
優勝者を決めなくてもいいというのも一つの選択肢です。
不毛な「クイズ論」合戦は、仕方ない面もあります。
「競技」である以上、パターン化は必然ですから。
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