『ウルトラクイズ』や昔の『高校生クイズ』は「知力、体力、時の運」というコンセプトで番組が作られていましたが、「知力」「体力」「運」の3つのうち、「運」の要素だけは、盛り込もうとしなくても入ってしまうものなのです。
「知力」「体力」の要素については、ほぼ無いといってもいいくらいに無くすことも可能ですが、運の要素を完全に無くすことは不可能です。
運というと、マルバツクイズや、『ウルトラクイズ』でおなじみのバラマキクイズを思い浮かべる人も多いでしょうが、それら以外の、知力のみで勝負が決まりそうなクイズであっても、運の影響はかなり大きいのです。
何が言いたいのかといいますと、知力クイズであっても問題数が少ないのならば、知力プラス運の勝負になるということです。
ある知力クイズに正解することができずに敗退した人(チーム)が、別の知力クイズなら余裕で正解できるというのはよくあることです。
出題する問題数を増やせば運の要素は減りますが、時間や参加者数などを考慮すると問題数を多くするのは難しくなります。短期決戦になってしまうのも仕方のないことです。
「知力、体力」のみを考えてルールを作っても、「運」はもれなく付いてくるのです。
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