オスロ国際平和研究所(PRIO)というところが、2014年のノーベル平和賞の受賞予測を発表しました。(毎年発表しているそうです)
当初の受賞予測リストは、
- ローマ教皇:フランシスコ
- エドワード・スノーデン
- ロシアの新聞『ノーバヤ・ガゼータ』
- コンゴ民主共和国の医師:ドニ・ムクウェゲ
- マララ・ユスフザイ
だったのですが、ウェブサイト上の予測リストが更新され、フランシスコがなんと「憲法9条を保持する日本国民」に差し替わりました。
しかも、憲法9条は予測トップです。
9条が平和賞とはねえ。
9条があるから平和なんじゃなくて、平和だから9条を抱えていられるんじゃないの。
どうせなら、日本国憲法を植え付けたGHQに平和賞を与えるべきでしょう。いや、それは無理があるな。ノーベル賞は原則として死んだら貰えない賞だから、今頃になってGHQに、はいどうぞ、とはいかんもんね。
それにしても、「憲法9条を保持する日本国民」ってなってるけど、9条守ってないじゃん。
自衛隊なんか明らかに軍隊だし。
自衛隊をなくすのは現状では無理っぽいとなると、9条の条文を変えなきゃダメです。そうしないと嘘つき国家のまま、ずーっといくことになります。
日本が戦後70年間も戦争に巻き込まれなかった最大の理由は、近隣の野蛮な国家が在日米軍にビビっているからです。
守られていない9条にノーベル平和賞を与えるくらいなら、在日米軍に与えるほうがまだ理にかなっていますよ。って、それはアカンか、やっぱり。アルフレッド・ノーベルの遺言に反するにもほどがありますもんね。
べつにノーベル平和賞なんか、どうでもいいですよ。
コーデル・ハルや金大中でも貰ってるんだし、9条をこよなく愛する国民に与えたっていいんじゃないですか。
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