村上春樹が4月に刊行する新作長編のタイトルが長くて意味不明と話題になっている。
そのタイトルとは、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』。
長編では『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』に次ぐタイトルの長さだそうだ。
個人的に、村上春樹作品のタイトルで印象に残っているのは、
『走ることについて語るときに僕の語ること』だな。
変な日本語だなあと思ったが、自身が翻訳したレイモンド・カーヴァーの『愛について語るときに我々の語ること』を参考にしたタイトルだからああなった。
関係ないけど、長いタイトルの本といえば、平田オリザが書いた、
『十六歳のオリザの未だかつてためしのない勇気が到達した最後の点と、到達しえた極限とを明らかにして、上々の首尾にいたった世界一周自転車旅行の冒険をしるす本』
でしょう。
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