今年の夏の甲子園も例年のごとく「野球留学生」がいっぱいいるようです。
でも、「留学生」なしの高校も案外多いです。想像してたより地元出身が多いなあと思いました。とは言いましても、ある高校[A県]のある選手が3年生の3学期まで別の都道府県の中学生だったのに卒業証書だけA県の中学から受け取って、地元出身を装うみたいな手がありますから、事実上の留学生はもっと多いかもしれません。
以下は、SPA!の記事:【第96回甲子園】野球留学生は増加傾向に からの引用です。
そんななか、最近議論となるのが甲子園常連校などが、県外から選手をスカウトなどして集める「野球留学生」問題だ。親の転勤、通学の利便性など近隣県での「越境」もあるが、関西地域から東北地区に越境する選手が多いことは知られており、高校野球ファンならずとも議論の的となりそうだ。
「最近」というか、だいぶ昔から議論になってるような気がしますけど、どうなんでしょ?
ところで、今年の出場校の中には、ベンチ入り18人のうち17人が留学生の高校もあります。
まあ、べつに驚くようなことじゃありません。2年前なんか、18人全員が留学生のとこもあったんですから。
《2年前の記事》【第94回全国高校野球選手権大会】ベンチ入り18人全員が「野球留学生」も!?
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この記事もSPA!のものです。以下は引用。
そんななか、毎年議論となるのが、強豪校に県外から選手が入学するいわゆる「野球留学生」問題だ。親の転勤、通学の利便性など、異なる事情もあるだろうが、実際高野連でもこれを問題視しており、授業料免除などで中学生への過剰な勧誘を規制してきたり、「特待生」として入学金・授業料を免除する生徒を1学年5人までとするルールを設けたりしてきた。
やっぱ、毎年議論してるんですな。
テレビ番組で甲子園出場校の地元の名物とかを特集することがありますけど、その高校のベンチ入り選手の大半が留学生だったら笑い話ですな。
もし野球留学を全廃したらどうなるでしょう。
強豪校はなくなるでしょうな。
強くなるための練習ノウハウがあったところで、運動神経の生まれつきの能力の差はいかんともしがたいですから。
甲子園常連の伝統校なるものが存在するのは、野球留学があるからこそです。それがなければ、3年で全選手が入れ替わるのに何十年にもわたってコンスタントに甲子園に出場できるわけがありません。
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