クイズ王の部屋

ブラック企業

近頃、ブラック企業の社名を公表するという法案が注目されているそうだ。

思い出すのは私が何年か前勤めていた福島県に本社がある某会社。あまりにもブラック過ぎた。
なにしろ給料のごまかしっぷりがヒドい。いや、ごまかしにもなってないな。実際より金額が少ないのがバレバレだったから。働く時間帯が日によってまちまちで不規則なのをいいことに、給与明細には嘘まるわかりの勤務時間(実際よりウン十時間少ない)を印刷していた。いや、時間帯が規則的な人でもだいぶ減らされてたなあ。

本当の勤務時間と給与明細に書いてあった勤務時間を表にまとめてみると、

日数 給与明細には、 実際には、
4月 24 118.5 200以上
5月 20 99 134.5
6月 24 138.25 138.25
7月 27 144 198.5
8月 24 99.5 128.25
9月 26 101.75 141.75
10月 8 20 49

※単位は、日数は「日」、あとの2つは「時間」。

4月分が「200以上」となっているのは、自分の勤務時間をメモしていなかったので正確な時間の合計が不明だからです。3月25日あたりから働き始めたのですが、3月分は4月分と合計して支払うということになっていましたので、200時間以上というのは「3月分+4月分」の勤務時間です。
(3月分が支払われることになったのは何人かの従業員が会社に抗議したから。何も言われなかったら踏み倒すつもりだったにちがいない。それにしても月給の支払いが翌月の末日(その日が土曜・日曜日だったら翌月曜日)って遅いよなあ。まあ、そうすることによって2カ月間は不正がバレずに済むという悪知恵からだな。しかも、聞くところによると午前中には振り込まれず午後になってやっと振り込まれていたらしい。よっぽどお金を出したくないんだね)

初めて給料が振り込まれた時の通帳を見て愕然としましたよ。思ったよりえらく少ないなあと。後で受け取った明細を見ると、勤務時間がおかしいことが分かった。勤務日数で割って1日あたりの平均時間を出してみるとありえないほど少ない。

6月分だけが正しく支払われているのは、労働基準監督署の指導によるものです。
まともに給料を支払ったこの時でさえ、「キミらのせいで労働基準監督署からお金を差し押さえられて、本来なら5月までの不足分も合わせて支払うつもりだったのにそれができなかった」とウソを並べて、相変わらずのブラックぶりを発揮していました。労働基準監督署にそんなことをする権限はありません。

7月分以降は、また元通り。

労働基準監督署には強制力がないんですよ。だから、不足分の給料が欲しけりゃ裁判しないといけないんです。

私は、高い授業料を払ったと思うことにして、裁判等はしないことにしました。

まだ書きたいことはありますが、今日はこれくらいにしておきます。

《追記》

会社名を公開することにします。

上記の会社の名前は、

キョウワプロテック

です。

こんな悪徳会社がのうのうと存在しているのは許せん!


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