『あさりちゃん』が2月28日に発売されたコミックス100巻で幕を閉じました。
「えっ、まだ続いてたんだ。とっくの昔に終了していると思ってた」という人も多いでしょう。
36年間連載とはすごいです。
作者は室山まゆみ。これは室山眞弓と室山眞里子の姉妹のペンネームです。
私は数年ほど『月刊コロコロコミック』(小学館)を読んでいた時期があります。
『あさりちゃん』のテレビアニメ化が決定した時のことはかすかに覚えています。
私の記憶が確かならば(かなりあやふや)、『ゲームセンターあらし』のテレビアニメ化が実現したのは、先に『あさりちゃん』がテレビアニメ化したということも理由としてあったような気がします。
『あさりちゃん』がテレビアニメになるなら、『ゲームセンターあらし』だってそうなるべきだと思うのはごく自然なことでした。
『あさりちゃん』より人気があった(ような気がします)『ゲームセンターあらし』がテレビアニメにならないのはおかしいと思うのは子供にとっては当然です。
まあ、当時のゲームセンターは不良のたまり場というイメージがあり、そんな場所を舞台にした作品がテレビで放送されるようになるのは難しいことだったかもしれません。
それはそうと、コロコロコミックといえば、ドラえもんの全盛期の表紙を思い出します。
表紙に占めるドラえもんの顔の面積は異常に大きかったです。一つの漫画のキャラクターが毎号毎号表紙にでかでかと描かれるというのはそうそうあるもんじゃないでしょう。当時のドラえもんの人気はすさまじかったのです。
『ドラえもん』『あさりちゃん』以外にも面白い漫画がたくさんありました。
笑えるかどうかを基準にしたら、『ドラえもん』を超える作品がいくつもありました。
『ゴリポン君』『金メダルマン』『超人キンタマン』などなど。『名たんていカゲマン』もかな?
でも昔に読んだきりなので、どの作品も内容はあんまり覚えていません。『ゴリポン君』には「猫犬(ねこいぬ)」というキャラがいたんですね。すっかり忘れていました(ウィキペディアにある説明が面白い)。
極めつきは、とりいかずよしの『ロボッ太くん』ですね。強烈に印象に残っています。
コロコロコミックの昔のギャグ漫画は、古本屋にも漫画喫茶にも置いていないことが多くて残念です。
復刻版を出せば、今でも小学生男子にはウケると思いますよ。
そういえば、漫画といえばゲラゲラ笑いながら読むものというイメージがあった時代がありました。
人形劇『プリンプリン物語』に登場するマンガン王国では、住んでいる人は皆、笑いながら漫画を読んでいましたからね。
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