血液型占いへの定番の批判に「人間の性格がたったの4種類に分けられるわけがない」というのがあります。
確かにその通りです。人間の性格は千差万別です。
しかし、物事には細かい分類以外に、ざっくりとした大まかな分け方というものがあるでしょう。
脊椎動物は4、5万種類いるらしいですが、大きく5種類に分けると魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類です。
脊椎動物をたった5つに分類するのはおかしいという人なんて誰もいません。
血液型性格判断の4つの分類は、大きく分けたら4つと考えればおかしくはないのです。
スズメ、ハト、ニワトリ、ツバメ、ヒラメ、タイ を、
[スズメ、ハト、ニワトリ、ツバメ]と[ヒラメ、タイ]に分けるのは自然な事です。
血液型性格判断が性格をたった4種類に分けているのはおかしいと言うのは、「スズメとハトは全然違うのに同じ範疇に入れるのはおかしい」と言っているようなものです。
確かにスズメとハトの違いは大きいですが、スズメと魚のヒラメとの違いはもっと大きいです。
以上、「たった4つに分けるのはおかしい」はおかしい、と言いたかっただけです。
血液型性格判断は正しいと言っているのではありません。
コメントを残す