【ニュース】遠隔操作ウイルス事件「真犯人」メールが再び届く 「早く片山さんに伝えて楽にしてあげてください」
えらいことですわ。
パソコンの遠隔操作ウイルス事件の真犯人を名乗るメールが来たそうです。
この真犯人が本当の犯人なら(なんか変な日本語)、誤認逮捕者数は4人から5人になるから、ゴニンがゴニン逮捕でゴロが良くなりますなあ。
佐藤博史弁護士や江川紹子さんも息を吹き返したでしょう。
片山被告の自白により、それまで冤罪を主張していた人たちは肩身が狭くなってしまったでしょうけど、今回のことで逆襲への希望が持てたんじゃないのかな。
でも、愉快犯が便乗しているだけかもしれませんし、もう何がなんだか分かりません。
小保方騒動の時が特にそうだったけど、どんなどんでん返しがあるか分かりませんから、評論家諸氏は迂闊に口を開けませんのう。でも、意見を求められたら何かを喋らなければならない。因果な商売だ。
それにしても、報道とかを見てると、遠隔操作ウイルスを仕掛けた犯人を見つける確実な方法はないみたいですね。犯人はミスさえしなければ安全でいられるらしいことが社会に知れ渡ってしまいました。
日本の警察はサイバー犯罪に弱いとか言われてますけど、もしそっち方面の人材が不足しているのなら、すご腕のハッカーみたいな人に捜査の協力を依頼すればいいんですよ。というか、おそらくしてるでしょう。それでも容易にはサイバー犯罪者は見つけられないというのが本当のところなのでしょう。
今回の、真犯人からというメールも、「報道関係者などに届いた」とのことですが、どこを経由して届いたのかを調べたところで犯人の手がかりは分からないんでしょうな。おそらく。
ただ、こういう事件の犯人そのものは捕まえにくいとしても、犯人が誰か別の人に冤罪を被せるのは難しくなったと思います。片山事件の誤認逮捕劇で警察も慎重になってますから。
無実の人を犯人に仕立て上げようにも、その人が全くプログラミングの知識がなかったら、真犯人じゃないってすぐバレますよ。
IT関連会社の社員だった片山被告ですら、「C#」が使えないから冤罪の可能性が大きいと言われてたんです。
プログラミングと無縁な人を警察に犯人と思い込ませるのはもう無理です。
C#の普及率は現在のところ、まだ大きくはないそうですから、C#でウイルスを作り、それでもって、他人を誤認逮捕させようにも、ターゲットとなる人を見つけるのは大変でしょう。
パソコンのプログラミングに詳しい人を狙うしかないわけですが、皮肉なことにそういう人は最もウイルスにひっかかりにくいのだ。うかうかするとその人に犯罪の痕跡を見つけられてしまう可能性だってある。
片山被告をめぐる一連の誤認逮捕により、パソコンを持っている人は誰でも冤罪被害者になる可能性があると言われるようになりましたが、プログラミングが出来る人の割合はそんなに高いとは思えませんから、遠隔操作ウイルスが巧妙であればあるほど、警察に犯人と疑われる可能性がある一般人の数は減ります。
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