プロ棋士とコンピュータ将棋ソフトが五番勝負の団体戦で戦う電王戦。
このほど、すべての対戦が終了しました。
結果は、プロ棋士が1勝4敗で負け越しました。
コンピュータの将棋も強くなったものです。詰将棋を解くスピードにおいて、人間がコンピュータにかなわないのはわかりますけど、対局の序盤とか中盤でもちゃんとした手を打つんでしょ? それってすごいことですよ。コンピュータといえどもすべての手を読むわけにはいきませんからね、データが膨大すぎますから。
電王戦のような対戦が成り立つ期間は長くはないかもしれません。
一昔前ならコンピュータの将棋ソフトはプロ棋士と対戦するには弱すぎましたし、何年か後には、逆に人間では到底勝てないほど将棋ソフトが強くなるでしょうから。
電王戦もそろそろ、羽生善治や渡辺明、森内俊之あたりを引っぱり出してきてもいいのではないでしょうか。
さて、勝敗は次の通りです。
▼第3回 将棋電王戦
場所 | プロ棋士 | コンピュータ | 開発者 | |
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第1局 | 有明コロシアム | 菅井竜也 五段 | 習甦(しゅうそ) | 竹内章 |
第2局 | 両国国技館 | 佐藤紳哉 六段 | やねうら王 | やねうらお |
第3局 | あべのハルカス | 豊島将之七段 | YSS | 山下宏 |
第4局 | 小田原城 | 森下卓 九段 | ツツカナ | 一丸貴則 |
第5局 | 将棋会館 | 屋敷伸之 九段 | ponanza | 山本一成、下山晃 |
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