今年は『24時間テレビ』を見そびれた。まあ、毎年ちらっとしか見ないけど。
この番組、批判されまくりだね。マラソンする意味がないとか。
でも、マラソンって、最初に間寛平が走った時は、今みたいに大きな番組内コーナーではなかったんだよ。たまにちょろっと映すだけだったらしい。そしたら「寛平の走りはどうなってるんだ?」「もっと寛平を映せ」という電話が殺到して、よし、これは視聴率がとれるゾということになって、『24時間テレビ』といえば「有名人の誰かが走る」というふうになったわけだ。だからマラソンがあるのは視聴者のせいなんだよ。
批判の定番は、チャリティーなのに出演タレントにギャラが出ていること。
ギャラを貰うタレントは後ろめたさを感じないのかな?
ギャラなしにしたらほとんどのタレントが出演してくれなくなるのかな? だとしたら悲しいことだ。
経済的に困っていないタレントなら一日くらいノーギャラで番組に出たらいいのに。イメージアップまちがいなしだよ。
『24時間テレビ』を批判するのに海外のチャリティー番組を持ち出すのもどうかと思う。特にアメリカなんかね。むこうの大スターは収入がケタ違いに多いから、一日やそこらノーギャラでも平気なんだよ。寄付の文化があるとか言ったって、自分の生活が危なくなるほどの額を寄付するわけじゃないんだもん。生活が安泰なうえにイメージアップにつながるとなりゃ、そら寄付するわな。
だいたいねえ、収入の多い金持ちは、どこかにお金を寄付するよりも、「私はこんなにたくさん給料はいりません」と言って、減給を申し出た方がよっぽど世のため人のためになるよ。
なんか話がそれたな。
『24時間テレビ』で、出演者のギャラは、募金から払われるわけではないのだから、べつにいいじゃないか、という意見もある。でもね、ギャラの総額が募金で集まった金額を上回ってたらイメージ悪いで。
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