アンケートにより、海外留学の意向がない学生の割合が高いことが分かったそうです。「留学したいと思わない」と「あまり思わない」の合計が4割近くにのぼったそうですが、「できればしたくない」「したくない」という項目も設けるべきなんじゃないかな。留学なんか絶対にしたくないという学生の割合はかなり高いはずですから。
「留学に後ろ向きな理由(複数回答)として44.0%が「費用が高い」を挙げ、「外国語が苦手」が43.8%で続いた」とのことですが、「外国語が苦手」の割合が高いのは想像通りです(ホントは一番高いと思ってた)。
日本語用にカスタマイズされた頭脳にとって、外国語、例えば英語の習得は著しく困難なのです。文の構造が違い過ぎますし、発音したことのない音声をいくつも習得しなければいけませんから。
言いたいことが思うように言えないというのはものすごいストレスです。留学なんかしたくないと思うのが当たり前ですよ。
もしも、日本人のすべてが英語を日本語並みに自由に操れたとしたら、日本は過疎化します。ほとんどの日本人はあこがれの欧米の国(あ、英語の国じゃないとこもあるか)に移住するでしょう。特に女の人なんかほとんど日本から出ていくんじゃないかな。
まあ、行ってみたら差別されたり不便を感じたりして、結局戻ってくる人も多くなるでしょうけど。
日本が国として成り立っている最大の理由は、国民の大多数が日本語しか話せないことです。外国語の習得が簡単なものなら、日本という国そのものが無くなってしまっても不思議ではありません。
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