Q.
【967】元奨励会棋士という異色の経歴を持つ巨瀬亮一(こせりょういち)が開発した、第2回将棋電王トーナメントではponanzaらを抑えて優勝しているコンピュータ将棋ソフトで、今年行われた「電王戦FINAL」で最終局の第5局に登場し、阿久津主税(あくつちから)八段に敗れたのは何?
※コンピュータ側の巨瀬亮一がわずか21手で投了を宣言しました。
コンピュータ将棋対プロ棋士の団体戦は、なんとも締まらない結末に終わりました。
阿久津がコンピュータの弱点をつく「ハメ手」を使って角行を捕獲した直後に、巨瀬が投了を宣言したとのことです。
巨瀬からすれば、プロがハメ手を使うなんてヒドいよ、ということなのでしょう。
決着がつくまでやる、つまり、どちらかが詰むまで(いや、王将がとられるまで)、あるいは、反則負けするまでやることにしておけば、騒動にはならなかったのに。
まあでも、レベルの高い将棋では、詰みの状態になるまで続けることは普通はないからね。
これでもう、5対5の団体戦は終了なんですよね。プロの勝ち逃げですな。といっても、昨年と一昨年は負け越してますけど。
今回もプロの完全勝利とはいえませんな。3勝2敗でしょ。対局数が奇数なんだから、互角でも必ずどちらかが勝ちますやん。引き分けがあるなら別だけど。
しかも、プロ側の3勝中、2勝は正攻法での勝利ではないし。
第1局 | 先手:斎藤慎太郎五段◎ | 後手:Apery(エイプリー) |
第2局 | 後手:永瀬拓矢六段◎ | 先手:Selene(セレネ) |
第3局 | 先手:稲葉陽(あきら)七段 | 後手:やねうら王◎ |
第4局 | 後手:村山慈明(やすあき)七段 | 先手:ponanza(ポナンザ)◎ |
第5局 | 先手:阿久津主税八段◎ | 後手:AWAKE(アウェイク) |
A.
【967】AWAKE(アウェイク)
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